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2025/04/28

「こんなはずでは・・・」を防ぐ! 建築家が語る、資材高騰下における見積りの重要性


「こんなはずでは・・・」を防ぐ! 建築家が語る、資材高騰下における見積りの重要性



一般に家づくりはお施主様の要望の聞き取りを行い現地を確認後、何回も打ち合わせを重ねて理想のプランを作っていきます
その後概算の見積もりを提出させていただきます。

家づくりの相談では多くの方は「だいたい家はいくらぐらいかかるもんですか?」
という話から始まります

大雑把ですが、例えば総2階30坪でだいたい2000万円で仕様はこんな感じになりますが、
よろしければということで次の段階で要望を聞いて進めていきます。

いずれにしても大切なのは家づくりにかかる費用です。

大雑把とは言え予算は大切です。よく耳にするかと思いますが坪60万とかいう坪単価の話です。

 

なぜこの坪単価が大雑把かと言うと、この坪単価は工務店が各々勝手に決めたものです

例えばお施主さん密かに要望しているアイランドキッチンなどはどこの工務店の標準仕様には多分入っておらず
一般的な仕様はI型のキッチンが標準仕様として入っています。もしアイランド型を要望すれば標準との差が120万程あり
これを30坪の家に設置しようとすると4万円アップ 坪60万円のはずだったのに坪64万円となってしまいます

そのため4万アップした坪単価をどこかで落としてみようと思っても簡単に上がりますがなかなか下げられることができません

食料品や身の回りのすべてがコロナで自粛する期間の頃から値上げが始まり未だ高騰が続いています。
価格の上昇は決して生活用品だけでなく、同じように家づくりの材料も上昇しています。
建築材料の価格上昇はコロナ以前に比べると1.5倍から2.0倍ほどにアップしています。
毎回見積りするたび、高くなっていて私たちもどのように対応したらよいかとても困っています

そのため建築費アップを少しでも抑えるために、初めにこれだけはしたいと思っている要望を含めて話をするとよいと思います。
例えばアイランドキッチンを付けて坪60万程で考えています。という具合に話をするとよいかもしれません

私は打ち合わせで当然予算もお聞きしますが家づくりの中に取り入れたい項目や設備などの要望をお聞きするようにしています。

途中での変更は価格上昇している現在見積もりにびっくりすることも無きにしも非ずかもしれません。

家づくりは地盤改良など調査をしなくてはわからず、
不明な費用は契約後に追加になる費用があります。

予定していた借入が不足して「こんなはずではなかった」
と思うことにならないよう業者の方とよく話し合うことが必要かと思います。

家づくりに迷子になった方、何が正しいのかわからなくなってしまった方へ
「家づくり無料相談行っています」本音でお話しします

 

 

■中垣建設株式会社
代表取締役・一級建築士 中垣幸春
〒473-0928 愛知県豊田市生駒町大坪106
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