現在建っている「雨楽の家」モデルハウスは10年を経過したため、古い住宅兼倉庫を解体して新たにモデルハウスを建築しました
自社物件なのでなかなか進まず解体着手から8か月、基礎が完了してから半年以上経ってしまいました 上棟すれば雨ざらしにするわけにもいかず 雨仕舞いのため屋根屋さんの瓦葺きをして、外部はサッシがなくても防水紙まで張っておけば雨除けになるのでこのあたりで一旦切りにして 本来の仕事に移りたいと思ってます。自社の仕事は時間のある時に進めていきます
建物の概要は 平屋のように見えますが申請上は2階建てになります。 1階床面積69.87㎡ 2階床面積18.22㎡ 計88.09㎡ 26.69坪になります 30坪切りの片流れ瓦葺きです。大きな庇を付けました、LDKには大きなサッシを取付、床はデッキを張り内部と外部を一体化して夏の強い日差しを防ぎます。
吹抜け部分が大きくストリップ階段として 2階から1階のLDKが見渡せるとても開放的な住宅です。今の住宅には少なくなってしまった風通しを考慮しました、使いやすく子育て世代からシルバーの方まで終の住まいとなるよう設計しました
おかげさまで、建築に携わって47年が過ぎました、長年の経験とみなさまからのご意見を反映させていただきました、
完成までにはまだまだ時間がかかりますが 工事中はいつでも見学可能です。
現場に出ていることが多いので事前に連絡いただければ、
家づくりについてのご相談、不明な点、意味がわからないなど家づくりについてご説明させていただきます。 自社物件です気兼ねなくゆっくりご覧ください 中垣幸春
既設住宅兼物置を解体します
更地にして地盤調査後基礎工事に着手
べた基礎は地盤からの湿気を防ぐためシートを全面張ります
鉄筋工事 縦横共にD-13㎜にて 150間隔で組みますかなり細かいです
ベースコンクリート打設 厚みは100㎜でなく150㎜と厚いです
基礎工事完了しました 立ち上り幅は150㎜ GLから400㎜もあります
上棟スタート 床には28㎜合板を全面張ってあります
自社物件なんでクレーンも応援もなく 社員のみでゆっくり進んでます
母屋が乗った状態です。片流れなんで屋根面積がとても広いです
耐震金物取付 ホールダウン金物、筋違金物でしっかり固定(ビスの数がすごい)
屋根合板、2階床合板張り完了 吹抜けに7寸角柱が支えます
北から南 筋違に窓台、間柱が取り付けた後は防水紙を張ります。
東から北 東面は玄関から奥まで9Mの長い庇をかけました いい感じです
屋根屋さんも着手 防水紙を張って瓦桟の取付 この時点で瓦割付をします。
焼き物なんで一枚一枚サイズ合わせのためグラインダーにてすり合わせをして、水下から順にステンレス釘にて固定していきます
完了 表面に凸凹の無いフラットな瓦、3寸勾配にも対応可能
庇の板金工事です。一か所づつサイズを合わせて施工 結構手間がかかってます