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2019/10/14

ちょっとの隙間がなければ…ぴったり合う造作家具をお値打ちに購入する方法


ちょっとの隙間がなければ…ぴったり合う造作家具をお値打ちに購入する方法



 

新たな住まいには必要に応じて家具を購入します。ここにカウンターが欲しい、収納には細かく棚が欲しいなー、いつでも読みたい本が見つかる天井までの本棚が欲しい、などなど。欲しい家具を買いに家具屋さんへ行くがどうもピンとこない。測ってみると寸法が合わない。あと5センチ短かったらここに入るのに、なんて事があります。こんな場合特注の家具なら解決できそうですが、家具屋さんで特注すると思ったより高額になります。そこで、あきらめることなくお値打ちに特注家具を購入できる方法を紹介します。

Contents

1.家具の種類が変わった

・既製品のクローゼット扉

 

ここ何年かで家具屋さんという店舗が少なくなってきました。知り合いの家具屋さんも店を閉めました。なぜ閉めたんですかと聞いたら「家具を買わなくなったから」と言われました。原因の一つは住宅のクローゼットと納戸だそうです。つまりタンスがいらなくなったんです。他にも食器棚に下駄箱もそうです。家を建てた時には付いている。つくり付けの家具が新築住宅には付いています。また家が小さくなり以前のような多くの婚礼家具は置く場所がなく購入する人がいなくなってしまいました。家具はソファーにベットそして孫のためにおじいちゃんが買ってくれる学習机くらいかもしれません。しかし必要な家具がなくなったわけではありません。やはり生活には欠かせない収納などの家具もがあります。それは種類が変わったんですね。立派な既製品を購入しても寸法が合わない。半面安い組立て式の簡単な家具も増えてきたように思います。しかし価格は安いがこれではきちんと寸法に合わず不満が残ります。そこでいっそのこと特注でつくる家具が増えてきました。

 

2.なぜ特注家具は高い

・ケヤキ無垢板テーブルの仕上げ

 

特注家具の注文が増えてはきたがやはり既製品と違いそれぞれ要望に合わせてオーダーの作成になるので高価になってしまいます。例えば既製品のテーブルであれば天板の高さは700~750の商品がほとんどで立って使いたい場合はこれでは腰が痛く使えませんそこで900くらいの高さが使いやすくこのサイズの商品は既製品ではなかなか捜すことができないためオーダーになります。またこの壁に天井までの本棚が欲しい。この間にカウンターが欲しい。部屋の雰囲気に合わせて無垢材で作りたいなど要望に近づけた家具が出来ます。

 

3.寸法さえ合えば既製品がお値打ち

・特注の洗面台

 

ココの隙間にきれいに入る家具がない、しかし多少隙間があろうが奥行きが合わず出っ張ってしまうが高さが多少あわないが何とか我慢できるしこれでもいいかと思えば既製品の方がお値打ちに購入できるかと思います。もともとある家具の隣に既製品を購入するとなるとなかなか色柄が合わずしっくりこないですがもともとの家具を使わずに2点とも新しい既製品を使用すれば違和感は無くなるかと思います。

 

4.大工さんは知っている

・大工さんによる特注家具の加工状況

 

木のプロである大工さんは知っています。既製品の多くは段ホールを圧縮したようなMDFか薄い木を貼り合わせた合板で出来ています。大きなサイズも可能であり加工がしやすくて価格もお値打ちです。しかし本棚など本が増えると棚板が曲がってしまったりしてしまいます。曲がりを防ぐため棚も固定であったりします。そのため本棚に無駄なスペースができてしまったりします。大工さんが作る家具は積層材といわれる無垢材を加工したものを使ってつくります。木の癖を知っている大工さんはで曲がらないように仕切りを増やしたり棚板を厚くしたり。棚板も厚くなれば可動棚として使えるためスペースに無駄がなくなります。

 

5.できれば部屋の雰囲気に合わせたい

・サニタリールームの特注カウンター

 

落ち着いた感じの家具であればどのような家の雰囲気にも合わせやすいと思います。特に自然素材系の家具は合わせやすく感じます。桧や杉の木目そして木の肌色木の暖かさがあります。家具屋さんにいって自然素材系の家具を選ぶとなるとは無垢の物が多く価格が高くなってしまいますがこれらの雰囲気もオーダー家具であれば合わせられます。

 

6.これならお値打ちに

・スペースに合わせて造ったTVボード

 

全ての家具が出来るわけではありませんが大工さんにお願いすればお値打ちになります。大工さんは家づくりの間何日も仕事していますので仕事も頼みやすく丁寧に作ってくれるでしょう 下駄箱にテレビボードに収納棚、カウンターに収納庫の棚に引き出しなど可能です。

 

7.まとめ

・無垢桧フローリング・漆喰仕上げのLDK

 

特注家具はいろいろな施設で使われています。店舗のショーケースや本屋さんの本棚。ホテルなどで見かけるフロントのカウンターにソファーなどありとあらゆる場所で使われています。店舗などは家具が無くなったら広いスペースになってしまうぐらい家具で部屋を設えてあると言っても過言ではありません。スペースに合わせた寸法で一つ一つが家具屋さんによる手づくりになるため当然価格高くなってしまいます。それは住宅においても同様です。家具屋さんが既製品のような仕上がりで作れば当然高価な家具になってしまいます。決して既製品の様にお値打ちにはなりません。そこでお値打ちに作るには大工さんにお願いするわけですが出来ないことがあります。なぜなら家具屋さんと大工さんの大きな違いがあります。道具が違います。例えば圧縮して乾燥させるプレス機など大工さんは家具を作るための専用の道具を持っていません。そこで大工さんでも作れる家具であればかなりお値打ちに出来ます。結構いろいろ出来ますが下請けの大工さんなど手間がかかるということでそもそも作らない大工さんもいるのでお願いした工務店に相談してみてください。

 

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