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社長の家づくりブログ
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「家族の健康を考えて、木の家がいい」
そう思って「自然素材の家」の完成見学会に行ってみたら、梁(はり)に集成材が使われていた。
「これって無垢材なんですか?」と質問してみたら、「無垢材ですよ」と言われた。
「え?集成材も無垢材なの?」
そんな疑問を持つ方も少なくありません。
結論から言うと、集成材と無垢材は別物ですが、どちらも木であることに変わりはありません。
それぞれの特徴を知って、自分たちの家づくりに合った選び方をしましょう。
柱なら柱全体が一本の木、梁なら梁全体が一本の木でできています。
集成材(しゅうせいざい)とは、小さく切り分けた木材(ラミナ)を乾燥させ、接着剤で貼り合わせて再構成した木材です。
人工的に作られた工業製品に近い木材と言えます。
背割り(割れ止め)を入れたり、カンナ(プレーナー)を掛けて製品になります。
一方、集成材は乾燥させた単板を接着・圧縮するという工程が加わります。
桧や杉などの国産材でも、山で伐採→製材所→乾燥→加工→プレカット工場→現場と多くの工程を経ますが、集成材はさらに手間をかけて均一な品質を作り出しています。
集成材は工業製品なので、1本1本にJAS(日本農林規格)のシールが貼られています。
そこには樹種、サイズ、ホルムアルデヒド等級、そして強度(ヤング係数)などが細かく記載されています。
一方、無垢材にはそのようなシールは基本的にありません(梱包単位での表示はあります)。
無垢材は「特一(とくいち)」などの等級で品質を表しますが、これは見た目の節の有無などが基準で、強度を数値化したものではありません。
「四方無節(しほうむふし)」など節がない無垢柱ほど高額になります。
その理由は大きく3つあります。
ホルムアルデヒドの放散量もF★★★★(フォースター)基準で厳しく管理されており安心です。
むしろ強度は無垢材の約1.5倍とも言われ、品質のバラつきや狂い(反り・割れ)が少ないのが特徴です。
そのため、耐震性を確保するための金物工法や、3階建て住宅、大規模建築物などでも積極的に採用されています。
無垢材では難しい「幅広の板」も作れるため、テーブルや家具、階段材などに重宝されます。
また、表面に薄い無垢板(単板)を貼った化粧柱などもあり、無垢の見た目をお値打ちに実現する工夫もされています。
【耐震・精度重視なら集成材】
木造3階建てや広いリビング(スパンが4m以上)、構造計算が必要な耐震等級の高い家には、強度が数値化されている集成材が適しています。
【香り・美しさ重視なら無垢材】
見える柱や梁、和室の造作材には、やはり無垢材がおすすめです。本物の木の香りや経年変化の美しさは、集成材にはない魅力です。
賢い選び方は「適材適所」です。
構造には精度の高い集成材を使い、肌に触れる床やカウンター、目に見える柱には無垢材を使う。
それぞれの良さを活かした家づくりをご提案します。
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